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株式会社、有限会社などの会社の一般的な通念を知りたいひと |
会社の形態の違いについておさらいしたいひと |
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それぞれの会社設立形態について
ここでは、株式会社、合同会社、有限会社それぞれの特徴とメリット&デメリットを紹介しています。
ちなみに、有限会社については現在新規設立できない状態となっています。
株式会社の特徴
株式会社の概要
もっともメジャーな会社設立形態です。経営者と出資者が異なり、株式を発行することで資金を集めることができます。
株式会社のメリット
- 社会的信用が高い
- 株を発行して資金調達可能
- 万が一の責任は出資額内だけ負う
株式会社のデメリット
- 会社設立の費用が高い
- 決算公告(決算書類の開示)が必要
- 役員に任期がある
Point:決算公告とは?
決算公告とは、株式会社が官報、日刊新聞紙、自社ホームページなどで、「貸借対照表」「損益計算書」の主要な点だけを公表することです。自社ホームページでの決算公告(電子公告)する場合は、「貸借対照表」の主要な点だけではなく、全文を公開する必要があるので注意してください。
Point2:株式会社の最大のメリットとは
株式会社は、社会的信用が高く、世の中にある多くの会社がこの形態をとっています。制約がなにかと多い側面もありますが、資金調達のしやすさと社会的信用度の高さが株式会社の最大のメリットとなっています。
合同会社の特徴
合同会社の概要
出資額は最低1円から始めることができ、利益分配を自由に決めることができる会社形態です。
株式会社との違い
株式会社と合同会社の違いは、経営者と出資者が同じかどうか、ということにつきます。 株式会社は、「経営者」と「出資者」が別になっていますが、合同会社は「経営者」と「出資者」が同じになります。
合同会社のメリット
- 会社設立の費用が安い
- 会社設立の手続きが簡易
- 利益分配が自由
- 万が一の責任は出資額内だけ負う
合同会社のデメリット
- 株式上場ができない
- 社会的信用性が低くめに見られてしまう
Point:合同会社って例えばどんな会社があるの?
有名なところで挙げると、AmazonやAppleなどは合同企業となっています。しかし、一般的には合同会社は社会的信用は低いものとされています。
有限会社
2006年5月以降、有限会社の新規設立はできません。
発想を逆転させれば、「有限会社」と銘打たれた会社は2006年以前に設立された会社(10年以上続いている会社)ということでもあります。
それぞれの会社形態の特徴おさらい
株式会社
- 社会的信用が高い
- 経営者と出資者が別
- 株式を発行して資金調達できる
- 会社設立のコストが高い
合同会社
- 社会的信用が低い
- 経営者と出資者が同じ
- 株式上場できない
- 会社設立のコストが低い
有限会社
- 新規設立ができない
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